ソマリア沖のもう一つの海賊行為(デモクラシー・ナウ)
デモクラシー・ナウ!のご案内を、そのまま転載させていただく。
2009.04.14-1 ソマリア沖のもう一つの海賊行為(動画16分)
4月にソマリア沖の海賊による米国商船の船長拉致事件が起こり、米国のメディアは海賊の話題でもちきりでした。しかし、ソマリアの漁民を このような海賊行為に駆り立てている原因はなになのか、深い議論はなされていません。ケニア在住のソマリア人アナリスト、モハメド・アブシール・ワルド氏は、ソマリア沖では長い間、国際社会が話題にしないもう一つの海賊行為が横行していたと言います。ソマリアで内戦と無政府状態がつづいているのをよ いことに、ヨーロッパやアラブ諸国をはじめ世界中の漁船がソマリアの海で不法操業し、乱獲によって水産資源を枯らしてしまいました。おまけに、これらの漁 船は置き土産として自国の産業廃棄物をソマリア領海に不法投棄して行きました。
ゲスト
* モハメド・アブシール・ワルド(Mohamed Abshir Waldo) ケニア在住のソマリア人コンサルタント、アナリスト。2009年1月に「ソマリア沖の2つの海賊行為世界はなぜ片方を無視するのか?」という論文を発表した。
字幕翻訳:田中泉/校正:大竹秀子/全体監修:中野真紀子
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