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2009年2月11日 (水)

キルギスのNATO基地閉鎖は既成事実か?

2009年2月8日

ロシア・トゥデイ

キルギスタン政府が、同国内のNATO空軍基地閉鎖を決定したことが、ワシントンをうろたえさせている。今後、議会と大統領の承認が必要であるとは言え、閉鎖は既成事実と思われる。

キルギスタンのマナス基地は、長年ペンタゴンによって、アフガニスタン駐留NATO軍用の主要補給基地として利用されてきた。キルギス政府は既に基地の閉鎖を承認しており、決定は大統領の裁可が必要なだけだ。政治家や現地住民の雰囲気から判断して、閉鎖は不可避に見える。

マナス基地ができてからもう8年です。当時はアフガニスタンでの戦闘が激しく、彼らは爆撃機を使っていました。」キルギス首相の広報担当官アイベク・スルタンガジエフはそう語っている。

しかし、現在アフガニスタンの状況は変わりました。自らの政府、大統領と議会があります。空軍基地はその任務を完了したのだと思います」と彼はつけ加えた。

マナス近くの村の現地住民は現地の環境に有害だと語っている。米軍の飛行機が、余計な燃料を、直接村の上空で投棄する事件が発生しているためだ。

我々はここに暮らして子供を育てています。一体どうして我々にこのアメリカ空軍基地が必要でしょう?」村人の一人はいぶかる。「全く必要ありません。私たちは平和に暮らしています。アメリカの飛行機が頭上を飛んで行く時は実に恐ろしいものです。

アメリカはイランと戦争を始めるのではないかと恐れてきる現地人もおり、もしそうななった場合、基地が将来攻撃されるかも知れないと恐れている。

ワシントンは、2001年以来、アフガニスタンでのアメリカ軍の作戦を支援するためにマナス基地を利用してきた。当初基地は一年間だけ使うという計画であったが、この期間は8年にまで延長された。

アフガニスタンにおける多数の民間人死傷者も報じられており、キルギス当局はそういうことには関与したくないと語っている。

マナス周辺では、現地住民と外国人兵士との間で、喧嘩、交通事故等の多数の事件が発生しており、最新の事件では、アメリカ兵士がキルギス人一名を射殺した。基地職員は外交特権を享受しているため、その兵士は依然として起訴されていない。

記事原文のurl:www.russiatoday.com/news/news/36987

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大きな文脈で見るには、例えば、「田中宇氏の国際ニュース解説」米露逆転のアフガニスタンをどうぞ。

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