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2008年11月17日 (月)

キエフ、南オセチア戦争の真実が語られることを恐れる

ボイス・オブ・ロシア

2008年11月13日

ウクライナの首都キエフで“Voina 080808. Istoriya predatelstva”(「戦争 08.08.08 背信の物語」)というグルジアの南オセチアに対する最近の侵略を語る映画の上映が、阻止された。この映画は、ニュース映像、目撃者の証言とドキュメントに基づいている。

11月13日、火曜日、ロシア人映画作家アレクセイ・アキーモフによるこのドキュメンタリー映画が、キエフのハャット・ホテルで上映されるはずだった。ところが、ウクライナ当局は映画上映を禁じた。映画上映は、攻撃的な若者たちのデモを引き起こしかねないというウクライナ治安機関トップの書状が、映画を見にやってきた、ヴェルホヴナヤ・ラダ(国会)議員や一般人代表に提示された。従って、映画上映は禁止された。

事実から判断すると、結果的にロシアが平和に対する侵略者に対して実力行使をする必要性に迫られたカフカスにおける八月戦争についての真実を、当局は、ウクライナ人に知って欲しくなかったのだ。ウクライナ議会のコンスタンチン・コサチェフ議員の、コメントは下記の通り。

グルジア-オセチア、およびグルジア-アブハジア紛争は、当初、更なる流血の防止と、人の死という損失の排除を目指したものだったというのが我々の立場です。そして我々はまさにそれを継続して行っています。ソ連後の空間で、より多くの紛争がおきるようなことがあれば、私たちは同じことをします。

ウクライナ大統領ビクトル・ユシチェンコと彼の熱心な支持者たちは、南オセチアの出来事を違う風に解釈している。彼等は、侵略行為をしたグルジアを、事実上、犠牲者として、描き出している。そして、平和な民間人の皆殺しを急遽停止させたロシアを、侵略者として、描こうとしている。そのような解釈は、有力なウクライナ政治家の反ロシア的な見解に基づいており、サアカシビリ政権との気ごころの通じた親密な関係とつながっている。

政治的共感と趣味だけが、そうしたやり方を決めているわけではない。映画「08.08.08戦争。背信の物語」は、南オセチアでの出来事におけるヴィクトル・ユシチェンコ大統領の見苦しい役割についての話だ。南オセチアの民間人や平和維持軍の兵士を殺害するのに使われたウクライナ兵器が、サアカシビリ政権に供給されたのは、彼の同意によるものだ。現在、ヴェルホヴナヤ・ラダ(国会)の特別委員会が、この問題に対する調査を行っている。それを率いるヴァレリー・コノヴァリュク議員は、ユシチェンコ大統領と他の何人かの幹部、武器の輸出に関与した組織のトップは、無数の不正行為を罰せられるべきだという意見だ。グルジアへの武器輸出による収入が何に使われたのかは依然として不明だ。

かくして、カフカスにおける戦争に関するより広範なグラスノスチは、キエフの支配エリートの利害関係に反しているわけだ。

記事原文のurl:www.ruvr.ru/main.php?lng=eng&q=34997&cid=56&p=13.11.2008

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