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2008年9月30日 (火)

ロシアのTV、9/11に関する論議を呼ぶ映画と、討論を放送

2008年9月15日、月曜日、15:00 CDT投稿

9/11テロ攻撃七周年を記念して、9月12日ロシアのチャネル・ワンTVは、出来事に関する公式説明に疑念を呈する、論議を呼ぶドキュメンタリー映画、"Zero(ゼロ)"を上映した。著名なイタリア人ジャーナリストで、ヨーロッパ議会議員ジュリエット・キエザが制作したこの映画を上映した後、スタジオでの討論が行われたが、討論では専門家の二つのグループ - キエザの説に同意する人々と不同意の人々-が、その見解を披露した。

「この映画は、正当か否かは別として - 私たちが今晩これから討論する - 出来事に関する公式説明に疑念を呈しているものの、この映画は - 私自身、非常に注意深くほぼ二度見たが- 決して直接、アメリカ政府や議会、あるいは何かアメリカ国内の闇の力やForeign Policy Council(外交政策審議会?)を、テロ行為を背後で操り、計画したとして、非難しているわけではない。そこで私は皆さんに問いたい。「一体誰がやったのだろう?」司会者アレクサンドル・ゴルドンは、討論の始めにそう語っていた。

著者で、ロシアのセンターTVの時事問題番組"ポストスクリプト"の司会者で、外交アカデミー付属戦略問題研究所所長であるアレクセイ・プシコフによれば、2001年9月のニューヨークにおけるテロ行為は、「それを必要としていた極めて有力な人々の集団」によって計画されたものだ。

政治誌「クラス」の編集長で硬派日刊紙ネザヴィーシマヤ・ガゼータ紙元編集長のヴィタリー・トレチャコフは、アメリカの公式説明は"作り話"だと語った。テロリストの小集団が、攻撃を背後であやつれたとは信じがたいと彼は語った。

一方で、KGBの分析部門の長だったウラジーミル・ルバノフは、起きたことに何ら奇妙な点はなく、もっともらしく思われると語った。

チャンネル・ワンTVの司会者で、プロフィール誌編集長のミハイル・レオンチェフは、三つの理由で、出来事に関する公式説明を信じていないと語った。彼の言う一つ目は、「それが一度限りの[テロ]行為だったためだ。計画という目で見て、全く異様な行為を、何らかの組織が遂行したのだ。伝えられるところによると、この組織はいまでも存在しており、戦争と人々の殺戮を継続している。これは、アメリカ軍を二カ国に貼り付けにしており、同時に、アメリカ合州国の領土には、以来、[テロ]行為は一件たりとも起きていない。」「このテロ行為の反復が一件もないという事実が、最初のものが偽物であることを証明している」と彼はつけ加えた。

レオンチェフは続けた。「二つ目は、なぜ[9月11日のテロ攻撃は行われた]かだ? アメリカ合州国は、テロ攻撃によって膨大な利益を受ける立場にあった。間違いなく現政権とつながっているいくつかの集団は、テロ攻撃によって利益を受ける立場にあった。彼らの利害が余りに大きい為、テロ行為が不可欠になったのだ。」

「三つ目に、この[テロ]攻撃の、架空、あるいは本当のまとめ役と見なされている全ての人々は、この全ての人々はアメリカの特務組織に支配されていた。」

政治・軍事研究所所長アレクサンドル・シャラーヴィンは、キエザの映画で使われている主張の多くは説得力がないと見ている。

モスクワの特殊建設プロジェクトのポークスマン、アレクセイ・ヴヴェジェンスキーは、公式説明を支持すると語った。ツイン・タワーは飛行機が突入したために崩壊したのであり、爆破されて崩壊したのではないと彼は語った。それがどう起こり得たかの技術的詳細を彼は説明した。

別の建築専門家、建築物リスク・安全問題研究所所長、アショト・タムラジャンは、彼の研究所では、モデルを制作し、多くの実験をしたが、他に要因がない限りは、ツイン・タワーが崩壊することはあり得ないという結論だったと述べた。

建築家ミハイル・ハザーノフは、三番目のビルの崩壊を説明することはできなかった。

映画監督のウラジーミル・ホチネンコは、映画が疑問を提示しながらも、判決は下していないことを称賛した。彼はまたタワーの崩壊が、最高のハリウッドの大ヒット作という姿勢の上で、実に「映画的」だと語った。

チャネル・ワンの記者ウラジーミル・スホイは、崩壊がおきた時、ツイン・タワーの近くにいた。彼は悲劇を目撃しており、公式説明を信じていると語った。

英語版モスクワ・ニューズ紙編集長のロバート・ブリッジは、民間のボーイング機がペンタゴンのビルに突入した事を疑っていた。彼は言った。「どのような飛行機の墜落事故でも、破片が残るものです。荷物や座席等々。」「なぜこの墜落事故は、これまで見てきたどの墜落事故とも、これほど違うのでしょう?」と彼は質問した。

当時、国際宇宙ステーションにいて、9/11の出来事を宇宙からみていた宇宙飛行士のウラジーミル・ジェジューロフも、飛行機墜落事故には必ず破片が残るものだと語った。

もう一人の目撃者、ITAR-TASS特派員ユーリー・キリルチェンコは、映画は、多くの疑問が未解決のままなので、この悲劇の本格的な調査が依然として必要であることを証明したと語った。

もしも出来事に関するアメリカの公式説明を信じていたら挙手して欲しい、と司会者が尋ねた際、挙手した聴衆は一人もいなかった。

本編はモスクワのチャンネル・ワンTV(ロシア語」で08年9月12日1725に放映された。

(c) 2008 BBC Monitoring Former USSR. Provided by ProQuest LLC. All rights Reserved.

Source: BBC Monitoring Former USSR

記事原文のurl:www.redorbit.com/news/entertainment/1555962/russian_tv_holds_debate_on_controversial_911_film/

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コメント

翻訳・掲載ありがとうございます。
記事原文のurl:www.redorbit.com/news/entertainment/1555962/russian_tv_holds_debate_on_controversial_911_film/
は、リンク切れのようです。このほど日本でも劇場公開された映画であり、ウィキペディアに用いたいのですが、残念です。

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