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2008年2月 3日 (日)

コルター、ヒラリーは「我が仲間の女性」と宣言

Kurt Nimmo
Truth News
2008年2月2日



 

一件落着。複数管区で投票するよう登録しておきながら、捕まらずに逃げきった「著者」で、いやな金切り声の女王、(訳注:超保守派タレント)アン・コルターの宣言さえあれば、「保守派」(ネオコン)と「リベラル」(ネオリベ)の間には、ほとんど差異がないという証拠は、もうこれ以上不要だ。

東洋人」嫌いの、マインド・コントロール人間(映画マンチュリアン・キャンディデートからきた表現)ジョン・マケインより、ヒラリーは、「もっと保守派」で、ビルダーバーグの女王、ロスチャイルド家お好みの人物、エリートである彼女は、反抗的なイスラム教徒達を殺し、彼らの国を部族と人種的境界に沿って、扱いやすく小分けし、IMFと世界銀行のスキームを課して、彼らの天然資源をかすめ取り、彼等を「共産党」中国風、奴隷労働収容所の収容者におとしめる、というネオコンとネオリベラルの計画と、もっと馬が合うのだ。

 

コルターは、ヒラリー女王なら「対テロ戦争をより強硬」に進める、つまり不幸にして「ならず者国家」に暮らしている人々を殺すだけでなく、憲法や権利章典のわずかな残滓さえも、壊滅してくれると「絶対的に」信じている。間もなくクリントン支持に回るコルターやネオコンにとって、明らかにマケインの下品な永久戦争宣言では不十分なのだ。しかしもちろん、マケインなど、ヒラリーを「選ぼう」という群衆の大暴走に対する粉飾に過ぎず、アメリカ人に、アメリカ合州国には「民主的な」手順が存在し、誰を次の大統領にするのかについて、自分たちにも発言権があると思い込ませるために仕組まれた高価なサーカスの余興だ。説明がつかないのは、なぜエリートたちが、この見え透いたまねごとを続けなければならないと感じているのかということだ。あるいは郷愁なのだろうか?

ヒラリー・クリントンの近い将来の大統領塗油式について、意見の違いがあるふりをするため、ショーン・ハニティ(訳注:保守派タレント)は、クリントンが百万人以上のイラク人殺害に賛成投票した臆面もない主戦論者で、イランの祖母や幼児に対し同じことをしたいという願望を再三にわたって語ってきたのを棚において、ヒラリーは「医療保険を国営化し」て「イラクから軍を撤退する」のだと語りかける。コルターはこれには同意せず、実際、真実を述べている。共和党と民主党の立場は「こーんなに違っている」と断言しながら、親指と人指し指でとても狭い隙間を作って見せ、核心を衝いた主張をしている。

ハニティの役割はコルターによるいんちき薬売りダンスの引き立て役というのが見え見えだ。彼の反論とされているものは、クリントン募金キャンペーンをそう遠くない過去に主催したボスのルパート・マードック同様、まったく芝居じみている。この二人の「異教徒同居生活」について、フォーブズ誌は、これは「アメリカの党方針」の再定義だと見解を述べているが、どう見てもビスマルク風武力政策だ。

ああお願いだ。現在のあらゆる出来事が、八百長で、どちらかといえば粗雑にではあるが振り付けされたものであることは、今や聡い小学生にとってさえ明白なはずだ。コルターはどう見ても、アメリカの支配者が望む候補者なら誰でも持ち上げるのが役目の高給取りのサクラだ。ヒラリー クリントンとその副大統領バラク・オバマは、「ポリティカリー・コレクトな」やり方で権力の座を支配するだろう。洗脳されたリベラルはジェンダーや人種問題で金縛りになっていて、仲間外れにされるのが怖いので、あえて文句を言おうとはするまい。一方、いわゆる保守派、その実「ジョージ・ブッシュ」バンパー・ステッカーを貼り付けたネオコン達は、「意地悪の女王」コルターのような連中によって、囲いの中に追い込まれるだろう。

もちろん、支持者達の底深くでは、クリントン憎悪が激しくくすぶるため、ハニティやリンボーは不満な反対派の役回りを演じるわけだ。ちゃちな芝居がかった意見の相違に対して、彼等はたっぷりお手当てを貰うのだが、それとて、控えめに言っても、無意味ではなく、先に触れたジョージ・ブッシュ・バンパー・ステッカー・ネオコン信奉者の傷ついた感情を癒やすのに必要だ。

ジョン・マケインは、なによりも、かなりの数の「保守派」をヒラリー陣営に追い込むためという理由で、共和党候補者として選出されよう。マインド・コントロール人間でキーティング・ファイブ賄賂仲間の一人であるマケインは、これを実現するのに十分醜悪で、不快だが、ネオコンの旗振り支持者達は、それを受け入れ、今後8年間理解できずにいるほど薄のろなのだ。

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