ベルリン、駐アフガニスタン・ドイツ軍増派のアメリカ要求を拒否
Global Research、2008年2月1日
Bloomberg
アンドレアス・クレメル、パトリック・ドナヒュー
2月1日(Bloomberg)
ドイツ政府は、南部アフガニスタンで、タリバン反乱軍と戦う部隊を増派するというアメリカの要求を拒否した。大臣はこの要求に「驚いた」と語った。
「書簡には驚きました」アンゲラ・メルケル首相の首席報道官ウルリッヒ・ヴィルヘルムは、今日のベルリンでの定例記者会見で語った。「現在の指令が、ドイツ参戦の根拠になっていることを政府は明言しています」政府は、国会下院、ブンデスタークに承認された指令を改訂する「予定はありません」。
ドイツは北大西洋条約機構加盟国に対し、ドイツの指令は軍事関与を、北部アフガニスタンに限定していることを説明したとヴィルヘルムは語り、ドイツのアフガニスタン参戦の条件は「交渉の余地はない」と補足した。
ヴィルヘルムのコメント後、今日スードドイチェ・ツァイトゥンク紙が、アメリカの国防長官ロバート・ゲーツが、ドイツの国防大臣、フランツ・ヨセフ・ユングに、先週書簡を送り、南部アフガニスタンへの戦闘部隊とヘリコプター支援増派を求めたと報道した。
「アフガニスタンにおける我々の指令を継続し、遂行するべきだという見解に私は従う」ユングは今日テレビ放映された発言で語った。「わが国の活動の中心は北部であり続けるべきだき考える。」
援助を求めて
アメリカ、イギリス、オランダとカナダ等、より激しい南部に軍隊を駐留させているNATO加盟諸国は、他の同盟諸国に対して、戦闘部隊増派の要求を強めた。南部に軍隊を派遣している8カ国は、他の国々から一層の貢献を得ることについて論じるため、先月エジンバラで会合した。
「相応の協力をしていない国の名を挙げるつもりはない。皆それは誰か知っており、彼等自身がどこの国かを知っているはずなので、彼等自身の自覚に任せたい。」オーストラリア国防大臣ジョエル・フィツギボンは会合の後、記者団にそう語り、オーストラリア軍は2010年以前には撤退しない予定だと付け加えた。
ドイツのアフガニスタン駐留は、アメリカが率いる対内乱作戦を支援するため、NATO国際安全支援軍の指揮の下、6機のトーネイド偵察ジェット機と特別部隊を配置する北部への軍隊駐留に対する国会指令に依拠している。
新たな指令
ドイツ駐留のいかなる変更も、大半のドイツ人が兵のアフガニスタン増派を拒否している現時点で、下院の議員による、新規あるいは改訂版の指令が必要だ。
フランク-ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣は、軍隊増派というアメリカの要求は、戦闘に参戦している全ての国に対し、何らかの形でなされており、ドイツだけに対するものではないと語った。
シュタインマイヤーは、先週、アメリカのコンドリーサ・ライス国務長官に対し、北部アフガニスタンの部隊を強化するというドイツの軍事行動について報告したと語った。
「ドイツの民間および軍事関与を、再度、強化拡大した」ベルリンでのスエーデンの外務大臣カール・ビルトとの会談後、シュタインマイヤーは記者団に語った。「これがアメリカでは評価されると思うので、現在の議論の進展を私は全く懸念していない」
2月7-8日、ヴィリニュスで開催されるNATO国防大臣会議で、ユングがドイツの立場を説明するとヴィルヘルムは述べた。
「首相は、国会や同盟国とのあらゆる会談において、既存の指令が、我々の軍事行動の根拠であることを明らかにしています」とヴィルヘルムは語った。「我々は現地で重要な任務を遂行しているが、負担は大きいものです。」
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