ウィリーの目覚めに、ネオコン・ブロガー、911真相究明派をホロコースト否定と等価扱い
Kurt Nimmo
Truth News
2008年2月5日
ウィリー・ネルソンが、アレックス・ジョーンズ・ショーで、2001年9月11日に、彼は何が起きたと思っているかを世界に語った。ただのジェット燃料の火がタワーを崩壊させるなどありえず、実際、崩壊は、世界中にとって、入念に実行された取り壊しのように見えたと言ったので、現実に対するアレルギー反応に苦しむ輩が、木工細工の中から糾弾をしに現れた。ただし、アメリカ人の偶像を攻撃して無傷で逃げ去るのはリスキーなので、こわごわとではあるが。
一例として、KXMCウエブサイトの下記ブロガーを検討してみよう。
「彼は好きなアーチストの一人だ。彼の歌はいつも私のiPodプレイリストにあるが、ロン・ポールの仲間アレックス・ジョーンズと彼のインタビューを聞いてしまった後では、これまでと同じように彼の歌を楽しめるかどうか分からない」と名無しブロガーは騒いでいる。「保守派として、私は好きなアーチストの政治議論は見過ごしてきた。エンタティナーは非常にリベラルなことが多い。それは折り合いを付けざるをえない避けがたい人生の真実だ。だが「911真相究明派」となると、単に戦争や国内政策に異議を唱えるどころではない。私の頭の中で「911真相究明派」は、ホロコーストの否定と等価だ… 恥を知れ、ウィリー。」
もちろん、この男は「保守派」ではなく、ネオコンだが、ネオコンはこの肩書を何年も前にハイジャックしたのだ。両者には、ほんのわずかの類似もないのを無視して、「911真相究明派」はホロコーストの否定と等価だと主張するのも、卑しく陰険なネオコン戦術だ。これは単に、遥かかなたのイスラム教洞窟居住者は(CIAが大金をかけてでっちあげたもので、パキスタンには狂信者があふれているのだが)物理学の法則を変えることができなかったという事実に対し、無知な政治的幼児どもを感情的に反応させるための、ネオコンのもう一つの小細工、みすぼらしい努力に過ぎない。こうした脳死やら、けばけばしく安っぽい感情過多は、ひどい悪臭が鼻につく。だが、そんな卑劣な素人演劇などなくとも、イスラム教徒とアラブ人の中東を滅ぼそうという、残忍なネオコンの計画は、トランプカードで作った家のように、そよ風でも自然に倒れてしまうだろう。
AP通信社やフォックス・ニューズが、ウィリーのアレックス・ジョーンズとのインタビューを報道したからには、こうした自暴自棄の挙動を、今後も見せられるのは確実だ。「2001年9月11日、19人の男が飛行機をハイジャックし、ニューヨーク市のワールド・トレード・センターのツイン・タワー、ペンタゴンとペンシルバニアの野原に突っ込みました」AP通信社、再び出来事の公式お伽話版の前衛をつとめるばかりだ。19人のハイジャッカーが、9月11日にどこかこれら飛行機の側にいたという、いかなる確かな証拠も、揺るがぬ証明も完全に抜いて。
もしもハイジャッカーとされる連中が、何かの近くにいたのだとすれば、それはフロリダ州、ペンサコラの海軍航空基地、アラバマ州、モンゴメリーの空軍大学校、テキサス州、サン・アントニオのラックランド空軍基地のどこかで、これは他ならぬニューズウイークが2001年9月15日に報道した事実だ。不都合な真実は、以来あの「1984年」の歴史隠滅穴メモリー・ホールへと消えた。
ブッシュの不思議の国では、気まぐれな作り話を繰り返すことが、客観的ジャーナリズムで通る。トロツキズムの焼き直しが、レーガン保守主義で通るのと同じだ。
ネオコンにとっての問題は、ホロコーストに関する非常識な言及を加えてさえも、それがもはや機能しないことだ。
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