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2008年1月27日 (日)

神よ、我々を重宝なグリーン阿呆から救いたまえ

Kurt Nimmo, Truth News

2008年1月24日

米国下院エネルギーおよび商業対策委員会委員長でミシガン選出議員であるジョン・D・ダニエルから、超大金持ちの元ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグ、そして今U2の表看板のボノに至るまで、炭素税を呼びかけている。宣伝は余りに激しく、教義の吹き込みは余りにしつこく、ニューヨーク・タイムズは、ことさらに「人は皆、地方自治体のごみ集積場のように空気を使って、二酸化炭素をただで吐き出している」とまで宣言した。言い換えれば、我々が呼吸することが、地球に対して有害だというのだ。

ポール・ジョセフ・ワトソンが「「炭素税支持」という国連の動きは「効果のない官僚的な計画」だとして非難する文書に100人以上の科学者が署名した」と書き、「過去30年間の気候変動は主に太陽の活動によるものであり、二酸化炭素排出を減らそうという試みは的外れだ」と結論づけたInternational Journal of Climatologyの最新研究結果を指摘しているにもかかわらず、アル・ゴアは議論は終わったと主張している。

ミスター・グリーンのアル・ゴアは、こうした現実に基づく科学を理由に、同意しない異教徒たちを「環境犯罪」のかどで生皮を剥がすまでは至ってはいない。昔の宗教裁判での少数派改宗ユダヤ人のように、これらの科学者たちは、異端の咎により迫害されるべきなのだ。ただ一つ欠けているのは拷問台だ。アルと新たなグリーン官僚達のグローバリスト独裁者は、こうした環境犯罪人達に、這いつくばって、宗教裁判の処刑を受けること、つまり罪滅ぼしの難行を求めるよう期待しているのだが。アルは現代版トマス・デ・トルケマダの生まれ変わり、地球環境カルトの大審問官だ。

そこで痛ましいごますり、ポール・デビッド・ヒューソン、別名ボノ登場だ。「木曜日、地球気候活動家のアル・ゴアがそばにいるということは、自虐的な罪悪感に心を開くようなものですと、アイルランド人ロック・スター、ボノは告白した」とAFPは報じている。「スイスのスキー・リゾート、ダボスでの世界的有力者達の年次集会で、元アメリカ副大統領と同じ舞台に登場したU2の看板役は、彼らの友情は、国内的な面での圧力の源泉だったと冗談を言った。なぜなら「アルはご存じの通りリサイクル主義者でして、… 私は贅沢な車を買いましたが、それはエタノールで走ります。」

ボノはダボスで道化師役を演じて役目を果たしたのであり、レスター・ブラウンがグローバリストに指摘したように、25ガロンのSUVのガソリン・タンクを、エタノールで満タンにするのに必要な穀物で、一人の人間が一年食べて行けること、その同じタンクを隔週ごとに一年間満タンにする穀物なら、26人の人間が食べて行けることなどどうでも良いのだ。「簡単に言えば、世界8億の裕福な自動車所有者と食料消費者の間における正面衝突の舞台はしつらえられたのだ。」

しかし、ダボスに集うワン・ワールド主義者達にとっては、飢餓など問題ではない。たとえば、スイスの豪華なリゾートに出席したヘンリー・キッシンジャーが、1970年代中頃の昔、NSCとローマ・クラブ間の話し合いを基本的に設定したのだ。ヨーロッパ貴族に支配されているローマ・クラブは、「世界の人口数の虐殺的削減を進めている主要機関だ」とロニー・ウォルフは書いている。「このグループが、世界的人口削減を要求する、カーター政権のグローバル2000文書原稿をかいた。」

呼吸は地球に対して有害であるという特殊な発想を思いつくには、ある種の社会病質者と、ハインツ・キッシンジャーのような発作的な社会病質者が必要だ。この思想は、今や当たり前のようになって、ニューヨーク・タイムズ紙のページで世界中に発信されるまでになった。これは、破廉恥にも、不幸にして油田上に暮らし、ウォール街やロンドンのシティの指図、つまり、特に世界銀行とIMFが企む類の、際限のない、略奪的な暴利、高利貸しという犯罪とは、基本的に反対のことを説く宗教を信じている、遥かかなたのイラク人に、死者百万人にのぼる民族皆殺し戦争をしかけるのに使われたのと同じ紙面だ。劣化ウランはそういう場合にこそ必要だ。

わが有名な道化師、ボノ氏に戻ろう。「ロック音楽という生き方は、グリーンなライフスタイルに必ずしも資するものではなかったことを認めた上で、ボノはゴアとの会話を宗教上の貢献に例えた… アイルランド人の司祭と一緒にいるようなものだと。自分の罪を告白し始めるんです。と彼は言う。「アル神父さま、私は単に騒音を垂れ流しているだけではありません。私は騒音を垂れ流し、ディーゼルを湯水の様に使うガルフストリーム社のジェット機で飛び回るロック・スターです… こういう習慣は辞めるつもりです。努めます、アル神父様、でも石油はトレーラートラックの車両隊列や、石油化学製品、整髪剤やでとても重宝でした。」

はっはっ、実に愉快。だが本当は愉快ではない。なぜなら今ここで話していることは、究極的には「持続可能性」であり、彼らの手先アル・ゴアを含めた国際連合とグローバリスト・エリートが、膨大で悲惨な人的コストをかけてこれを入手するのだから。これがグローバリストの支配格子の本質的な部分だ。「アジェンダ21で、世界の全資産を管理し、勘定し、制御するのに必要な世界的インフラストラクチャーが用意されることに留意せねばならない」とJoan Veonは書いている。

これには、森林、淡水、耕地、砂漠、牧草地、放牧地、農地、海や内陸水路、海洋環境、海洋生物、都市、住宅、下水や固形廃棄物、製造方法、空気、汚染、バイオテクノロジー、つまり生活のあらゆる面が、農業、生産や製造、研究や医学、等々、そしてあなた方や私も、含まれている。今やあらゆるものが「持続維持可能」をいわれる。持続維持可能な水、持続維持可能な森林、持続維持可能な市場、持続維持可能な農業、等々。

この全ての「持続可能性」を実現するには、世界政府が必要で、したがって、燃料使用税、通貨取引に対する税金(トービン税)、武器取引税、グローバル宝くじ、航空機での国際旅行、等々の様々なインチキやら、炭素税こそがすべてというわけだ。もちろん呼吸税はほぼ完璧だ。皆さんが、速やかに呼吸という行為をあきらめる予定であればだが。

ボノは、エリートにとって重宝な阿呆なので、贅沢なロック・スターのライフスタイルを続けることが許されるのだ。

テネシーにある20室のマンションで、2006年に221,000キロ・ワット時という、全国平均10,656キロ・ワットの20倍以上のエネルギー使用をしているアル・ゴアもそうだろう。

グローバル・エリートの手先には、それなりの特権があるというわけだ。

http://www.truthnews.us/?p=1787

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2011/3/17追記:

アメリカ政府、軍需産業、金融業界、世界の原子力産業などが、総力を挙げて推進してい行為の、「不都合な真実」が、今、日本国民の目ざましい自己犠牲?のおかげで、世界に明かになる。「広島・長崎」、世界の反核兵器運動のシンボルだった。「広島・長崎・福島」は、反核兵器のみならず、反原子力発電運動の世界的シンボルとなった。

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