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2007年9月

2007年9月30日 (日)

B-52によるアメリカ上空の核弾頭ミサイル輸送は本当に事故だったのだろうか?

アメリカ上空のB-52による核弾頭ミサイル輸送は本当に事故だったのだろうか?

BuzzFlash投稿 09/10/2007 月曜- 1:57pm. デーブ・リンドルフ

デーブ・リンドルフ

一機のB-52爆撃機が、それぞれ5キロトンから150キロトンの爆発力がある原爆を搭載した5基の完全装備の新型巡行ミサイルを載せて、ノース・ダコタ州のマイノット空軍基地から、ルイジアナ州のバークスデール空軍基地まで飛行した8月30日の出来事には、何か決定的に奇妙なふしがある。

アメリカ空域での核兵器輸送に関して、昔からあるいくつもの規則に違反する飛行は「事故」だったと、政府は素早く弁明した。

だが、本当に事故だったのだろうか?

最大の疑問は、なぜ核弾頭を搭載した巡行ミサイルを装備したB-52が、バークスデール空軍基地に飛行したのかだ。もしも、記事に書かれた通りに、こうした終末兵器400機の最終的な行き先として、兵器廃棄の為に輸送されたのであれば、終末兵器を解体するテキサス、アマリロのパンテックス工場に近い、ニュー・メキシコのカートランド空軍基地に向かっていた筈だ。マイケル・サラが、土曜版のOpEdNewsの気がかりな記事で描いているように、不注意による爆弾投下や墜落事故を含む爆弾や核を搭載したロケット「核弾頭喪失」の何件かの事故後に、アメリカ領土上のそうした飛行を禁じる服務規程が40年存在しており、兵器は決してB-52に搭載されて運搬されてはならない。冷戦終了時、1991年にジョージ・W・ブッシュの父親によって公布された二つ目の命令は、いかなる爆撃機にも核兵器を搭載することを禁じている。どんなパイロットも、ミサイルをB-52に搭載するあらゆる地上支援担当者も、これは知っているはずだ。

サラによれば、もしもこの5機の巡行ミサイルが本当に廃棄するために、テキサスに空輸されたのであれば、ミサイルは信管を取り外し安全化してから、墜落事故の際にも、放射能漏れに耐えるように作られた特別に設計された輸送機によって空輸されたはずだ。決してB-52によって空輸されていたはずはない。

事件を更にいかがわしいものにしているのは、バークスデール空軍基地が、戦闘任務の為に中東に送られるB-52の集結地点であることだ。GlobalSecurity.orgのウエブは下記のように書いている。

    バークスデール空軍基地は、第2爆撃飛行隊、第8空軍と第917飛行隊の本部である。第2爆撃飛行隊は、グローバルな戦闘能力を持ち、全てのB-52乗員を訓練している。」

バークスデール空軍基地の公式ウェブサイトにはこうある。:

    バークスデールの兵士はB-52は、アメリカ国内と、海外の両方において、テロに対するグローバルな戦争の支援に服する名誉ある伝統を誇っている。兵士とB-52は、アフガニスタンの限りなき自由作戦(OEF)やイラク解放作戦(OIF)の戦闘作戦支援において、極めて重要な役割を演じてきた。

B-52飛行が最初に明らかにされたのは、新聞アーミー・タイムズでだった。スタッフ・ライターのマイケル・ホフマンは、記事の最初の情報源は「この事件について語ることを許可されていないので、身元は明かさないように要求した」三人の将校だと書いている。

だからこれは、何か間違ったことが起きているのを知った何人かの軍当局者が、正しいことをするために、そして自らを守るために、立派な愛国的行為をし、信頼する刊行物で公表しようとした出来事だ。

一体何が起きているのだろう?

サラは最悪の可能性を示唆している。ペンタゴン以外の指揮系統で命令された意図的な行為である可能性が高いというのだ。アメリカ軍の高官たちは (注: 空軍にいる多少のおかしな連中を除いて)イラン空襲の際、いかなる核兵器の使用に断固として反対していると広く報道されているとサラは言う。したがってこの飛行は、「原爆を搭載した巡行ミサイルをペルシャ湾岸地域に送れ」という命令だったのであれば、国防長官から戦闘空軍(ACC)経由の通常の指揮系統からなされたものではない可能性がある。イラン攻撃を強く求めていることが知られており、イランの核処理施設を無力化するのに核兵器を使用することをなによりも望んでいる副大統領、ディック・チェニーによって、9-11以前に作られた裏ルートから来たものだろう、とサラはほんやりほのめかしている。

もしサラが正しければ、これは国家反逆罪の話だ。そして起きたことの深刻さ、つまり核弾頭を搭載した巡行ミサイルが射撃態勢で、あらゆる服務規程に違反して、ペルシャ湾戦争地帯へのB-52飛行の集結地点である基地まで米国本土上を横断飛行したことは、全面的な公的調査に値する。

アメリカ連邦議会多数派である民主党も、少数派の共和党も、イラクにおける流血を続けようとするブッシュ政権の執着に対して立ち上がる気力は持っておらず、連中はイラン攻撃計画を止める勇気さえ持っていない可能性はあるが、彼等の中で最も非難されるべきイタチのようにこそこそした連中や臆病者どもですら、この奇怪で疑わしい飛行で、一体何が起きていたのかを究明するまで、十分に調査される必要があるくらいは分かる、最低の良識は持ち合わせているはずだ。

サラは、明らかに、副大統領を信頼せずに、嫌っていて、イラン攻撃を望んでいないゲーツや将軍たちが、舞台裏で、この事件を副大統領の身辺調査をし、「健康を理由にした」辞任に追い込むのに利用するだろう、と示唆している。サラは、飛行の暴露は、イランに対するいかなる攻撃をも保留にさせるだろうと言う。なぜなら、軍指導者たちが、イラクでの使用か、あるいはアメリカ軍に対する「偽装攻撃」作戦で使う為、秘密裏に持ち込まれた他の核兵器がありはしないかと懸念するからだ。

彼等が正しく、これでチェニー追放となることを願いたいものだ。

ただし、私自身はサラほどには確信は持てないが。

デーブ・リンドルフ

* * *

補追は略。原文は下記に。

http://www.buzzflash.com/articles/lindorff/018

この6基(そう、最初は5基と伝えられたが、最初の軍の内部告発者が、今度は6基とエアフォース・タイムズに語ったのだ) 核弾頭を搭載した巡行ミサイルが、B-52の発射位置にとりつけられ、ノース・ダコタ州のマイノットから、ルイジアナ州のバークスデールまで運搬されたのは、不注意でその位置に取り付けられていたからだ、などという嘘に決してだまされてはならない。

通常兵器と比較した核兵器の取り扱い方について、私は、多少経験があるので、誰かが単に「たまたま」間違った兵器を取り上げるなどということは決してありえないことは受けあえる。

かつて1978年、ロサンジェルスのKCET-TVで、「28-Tonight」というニュース番組の調査プロデューサー/レポーターとして働いていた。ある反核/平和運動団体から、ロサンジェルス南のシール・ビーチ海軍基地に核兵器が貯蔵されているという話しを聞いた。その件では、懸念が二つあった。そもそも、そこは非常に人口密度の高い市街地で、二つ目は、兵器が交通量の多い民間空港の、事故が容易に起こりかねない飛行経路の下に保管されていると言われていることだった。

カメラマンと一緒に私は基地に向かった。基地は高速道路で分断されていた。二車線道路の両側は巨大な金網塀だ。道路南側の塀は、より古く、先端には通常の鉄条網が張られていた。北側の塀は、より背が高く、新しそうで、先端にはレーザーワイヤーが張られていた。その先は、何もない土の空間があり、その先には二つ目の塀があり、それにも先端にはレーザーワイヤーが張られていた。明らかに、道路北側の警備のほうが、ずっと厳しかった。

南の塀の先は兵器掩蔽壕で、乾いた芝生で覆われた長く高い土塁だ。それぞれ長さおよそ75フィートで、高さ15フィート。中央に古い鉄の扉がついたコンクリートのドア枠があった。人っ子一人見当たらない。

北側では、しかし似たような掩蔽壕でも、こちらの土塁はずっと大きかった。恐らく高さ20フィートで、ずっと長かった。盛り上げられた土は新しそうに見え、入り口は、もっとずっと強固に見えた。更に、それぞれのドアの前には武装した衛兵が立っていた。

道路北側の掩蔽壕に貯蔵されているものがなんであれ、南側の掩蔽壕のものよりはるかに重要なのはあきらかだった。

我々は車を止め下車し、カメラマンはこの光景の写真を撮影し始めた。

敷地の中ですぐに動きがおきた。一分もしないうちに、寸分の隙もなく武装した海兵隊員満載の一台のジープが音を立てて私たちに向かってやってきた。彼等は銃を構え、塀の向こうから、撮影を止めろ、その場を動くなと私たちに命じた。いくらも時間がたたないうちにサイレンが鳴り、さらに多くの武装ジープが道路の両方の方向から私たちに向かってやって来た。私たちはあっと言う間に武装した海兵隊員に包囲され、何をしているのか尋問された。

我々は基地における核兵器貯蔵を調べているのだと答えた。

連中は我々に基地の本部に出頭しろと言い、カメラを取り上げた。(カメラマン、こうしたことにはプロなので、既に素早く抜き取り、ポケットに隠したので、彼等がカメラのフィルムを取り出して露光した時、我々は証拠写真を隠し持っていた。)

基地の本部で、司令官は私たちを厳しく尋問した。勤務先の放送局に電話をかけ、我々が本当にジャーナリストであることが確認された後、連中はフィルムを取り出し、世話を焼かせたと我々を厳しく非難し、基地に核兵器があるかどうかについてコメントすることを拒否し、我々を放免した。

この経験を詳しく説明している理由は、核兵器や核弾頭は、通常兵器と一緒に貯蔵されることはないことを強調したいからだ。核兵器や核弾頭は通常兵器よりずっと厳重に警備されている。地上勤務者が間違って武器貯蔵センターに迷い込んで、間違ったミサイルを選ぶなどという可能性など全くあり得ない。(これには、治安問題以外にも当然の理由がある。核兵器は二重安全装置付きの起爆装置があり、自然爆破したりしないが、通常兵器は違う。通常兵器は、事故で起爆する可能性があり、実際しばしば起爆し、それが核兵器の間で貯蔵されていて、事故で爆破すれば、核兵器を粉砕し、周囲中いたるところに危険な核物質をまき散らしかねない。したがって、シール・ビーチ海軍基地あるいはマイノト空軍基地いずれでも、核兵器は、他の兵器類からは厳重に隔離されている。)

これまでのところ、議会、あるいはマスコミの誰も、この極めて憂慮すべき出来事について、答えにくい質問をしていないことは明らかだ。

これらの新型巡行ミサイルや、そのW80-1核弾頭が、間違って問題のB-52に搭載された可能性は、全くゼロだと言いたい。そこで疑問は、この飛行を、誰が、なぜ命じたかということになる。

こうした疑問の答えを得られるまでは、最善ではなく、最悪の場合に備えるしかない(つまり、これは意図的なもので、極端に邪悪なものだということに)。

デーブ・リンドルフは、フィラデルフィアを本拠とする調査レポーター、コラムニスト。最新の著書は、バーバラ・オルシャンスキー共著「The Case for Impeachment」(St. Martin's Press、2006)この夏ペーパーバック版で刊行されたばかりである。彼の著作はwww.thiscantbehappening.netで入手できる。

デーブ・リンドルフ

http://www.buzzflash.com/articles/lindorff/018

2007年9月27日 (木)

アメリカ:一党独裁国家

アメリカ:一党独裁国家

マフムード A.B

共和党やら民主党に投票しても、なぜ同じ結果になってしまうのだろう。「選挙」と呼ばれているお笑いぐさが、アメリカが一党独裁国家であることを示している。民主党も共和党もイルミナティの手先。

連中、各党違うがごとき芝居をうっているが、要するに民主党も共和党も、「全世界制覇」というイルミナティの狙いを前進させるために、イルミナティがやりたいと思うことなら何でも賛成だ。俳優が優秀な政治家になれる理由は、隠微な政治茶番は丸ごと、いわゆるデモクラシー体制に暮らす、全国民を支配する為に演じられる「芝居」だからだ。アメリカ大統領選挙で誰が勝利するのか知りたければ、超大金持ちデビッド・ロックフェラーに電話さえすれば、即座に教えてくれる。すべて「やらせ」だ。大半の人々にとってはいささか信じがたいことだろうが、これは事実であり、きちんとした調査を行う機会と資金さえあれば証明可能だ。アメリカには「本当の」デモクラシーなどなく、デモクラシーであるかのように見える幻想があるばかり。現在のデモクラシーは自由を装った監禁だ。

本当のデモクラシーは二大政党制度ではない。ごく少数の極めて豊かな個人や、彼らが所有する企業の意思ではなく、国民の様々な意思を代表する多くの政党だ。なぜ他政党のメンバーが、大統領に出馬している候補者が、大統領候補討論会に参加することが認められないのだろう? それは、大統領候補討論会というものが「イルミナティのやらせ」だからだ。イルミナティが支配する大手マスコミのどの社にも、他の少数派政党候補者の報道やインタビューをさせないのと同じで、競合しそうな他の候補者には決して参加させない。イルミナティが支配する民主党と共和党以外のあらゆる競合する候補者を抑圧することで、911、イラク石油の為の戦争、憲法違反の所得税、連邦準備銀行と呼ばれるアメリカ国内の金を支配している私有銀行のカルテル、愛国者法1や2、等々についての真実を、誰かがアメリカ人に本当に説明してしまう可能性を、イルミナティは根絶している。

民主党や共和党以外の政党の集会を、テレビや他の大手マスコミ報道でご覧になったことがあるだろうか?

アメリカ「大統領選挙」で行われているもう一つの破壊工作は、共和党と民主党が、政党がある「基準」に合致すれば、その政党はアメリカの納税者の何千万ドルをもらう「資格」を得るという法律を作ったことだ... こうして共和党と民主党とイルミナティは、国民の税金を使って、この分配金を貰う資格はないが、本当に心から国民のために働きたいというあらゆる正当な候補者を閉め出して、厚かましくも国民をだましている。

共和党と民主党は、大統領選挙に何十億ドルもの資金を費やすので、十億あるいは二十億ドルという資金が得られない人間には、参加する機会などない! 一体誰に大統領選挙に出馬する余裕があるというのだろう? 政党が二つしかなければ、金持ちとイルミナティは、フォーチュン500社経由で、両方の政党に膨大な献金をすることができ、それによって両方の党を支配できる。そこで、誰が選挙で勝とうと、これらの企業や極少数の金持ちたちがえこひいきされ、自分たちが更に豊かになる法律を通過させるというわけだ。

マフムード A.B
グェルフ・ハンバー大学 http://www.guelphhumber.ca
経営学学士- 会計、財務

過去(3/25/2007)に翻訳した記事。英文本文は下記。(記事そのものではなく、記事への投稿)

New Statesman -The murk and dirt of the White House
原典、現時点ではみつからず、著者も本名かどうか怪しい。しかし、内容はそのまんま現代日本。

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政党交付金(助成金)、二大政党論も、ねじれ議論も、給油も、アフガニスタン派兵も、宗主国のさしがね。宗主国アメリカを見れば、「二大政党」制度が定着すればどのようなことになるか、それこそ、サルでもわかるだろう

いまだに大多数の人々が、この破産した制度を無条件に信じている理由がどうしてもわからない。

売国マスコミも、売国二大政党も、いかに目くらましをして、この制度をうまく定着させるか、効果的なシナリオを、ずっと考えているのだ。

小選挙区制度導入時や、小泉9/11郵政テロ選挙の時のように。

民主党小沢代表、父親の時代から、小選挙区論者だった。彼が小選挙区制度導入を実現したのは、当然、今マスコミが洪水のように流しているエセ「二大政党」制度を実現するためだったろう。もちろん、宗主国の意をくんで。

そして最後は壊憲をするために。彼はアフガニスタン殺人部隊ISAFへの派兵を主張している。

圧倒的な議席を獲得すれば、自民と一緒に比例代表議席の削減を強行するマニフェストに堂々と書いてある。弱小野党の強引な抹殺をはかるのだ。これで、属国版『一党独裁国家』の一丁上がり。もう、永久に、多党制には戻れなくなる。宗主国と同じ、歪曲された二大政党が、随一の属国で完成する。日本ほど見事に属国化した国家、歴史上あっただろうか?今後あるのだろうか。

自民幹部も、民主幹部も、財界も、マスコミも、宗主国に長らく言われ続けてきた宿題がようやく完成するのを、内心わくわくしているだろう。もちろん、一番わくわくしているのは、金と血の両方を喜んでさしだす世界最高の可愛い属国ができる宗主国支配層。

「偽装」Changeも、「真正」Changeも、所詮はすべてエセ「二大政党」制度を実現するための、政・財・産・官・メディアが仕組んだ、長期戦略猿芝居。どちらも、Changeでないのは、オバマのChangeなど、本当のChangeでないのと同じことだろう。「偽装」Change、「真正」Changeは、体制が仕組んだ、前門の虎、後門の狼。庶民がどちらを選んでも、自分の首を締めるしかない制度の確立。

日本の「二大政党」のいんちきな実情は、たとえば下記にもある。

オルタナティブ通信:日米・民主党はロックフェラーの政党

ブログ「世界の片隅でニュースを読む」には、
「1票の格差」を是正し、「世襲議員」を減らすには比例代表制しかない

という正論が書かれている。支配階層の宣伝機関、マスコミは決して触れない。

注:上記は2007年9月27日の記事であることに留意いただきたい。

ところが、2010年参議院選挙にあたっても、またこれからも、属国である限り、二大政党が定着し、庶民の声が圧殺されるまでは、この記事「とんちんかん」になると思えない。

マスコミは幹部・会社の基本方針が、「宗主国を見習う二大政党化」なのだから、決して、本当の問題点は報じさせない。

問題点の本質を、報じようとする硬骨の記者が万一いても、恍惚の幹部に首を切られるだけ。記事にも番組にもならないだろう。

2010/12/18追記:

同じ政党を二つ作って、二大政党にする方法だけでなく、それがうまく機能しない場合、同じなのに二つある政党を再度くっつけて、挙国一致・連立大ファシスト連合政権を作る手も当然ある。日本の行方、それだろう。

歌舞伎以下というか、並というか、北朝鮮もびっくりの、すごい民度の国ではある。

2012/1/23追記:

マスコミによる獅子奮迅の努力により、絶滅危惧種政党、いよいよ歴史上の存在となる。

2012年、「一見」民主主義風・主権国家風まがい物国家は終わり、完全属国と化する。

まぼろしの民主主義、さようなら。こんにちは、永久ファッショ・TPP属国。

龍馬やら、坂の上の夢やらの幻想は終わり。

アメリカ・インディアン悲史』続編が日本で始まる。究極のショック・ドクトリン完成。

サウジの巨大油田、ガワールは死んだ!

サウジの巨大油田、ガワールは死んだ!

高度な採取技術の広範な活用が、すべての油田の源泉(母親)を殺しつつある

マシューズ・S・ミラー著

半年程前(07年3月9日 Information Clearing House)の記事。

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「我々はどうやれば海を飲み干せるだろう? 誰が水平線を丸ごと消し去るようなスポンジを我々に与えてくれたのだろう?

この地球を太陽から切り離した時、我々は一体何をしていたのだろう?”

- フリードリッヒ・ニーチェ『悦ばしき知識』- 1882年

「父親はラクダに乗っていた。私は自動車に乗っている。息子は飛行機に乗っている。彼の息子はラクダに乗るだろう」

- 匿名のサウジ族長 1982年

「ガワール、ガワール、彼女は、与えに与え続けた。連中は彼女を人類の奴隷であるかのように吸い尽くしてしまった。

族長達は途方もない油田の嘘を言った。関わった人々全員は死なねばならなかった。」

- 叙情史 - 2082年

03/09/07 "ICH"

このところ、頭を振り両手を揉み合わせ「衝撃と驚異」のうちにテレビを眺めていた。すると、もう一つの平凡な有名人の出来事の話題が、マスコミの反響室に飛び込み、マスコミの24時間/7日不眠不休の正帰還増幅回路によって、今年最大のニュース、いや世界を揺るがす文化上の出来事として出現した。今回は、…アンナ・ニコルが死んだという事件だ!

彼女を思う悲しみに沈んだ人々は、追憶のための通夜をし、静かに彼女の偶像的な人生を思い、彼女の魂の平安を祈った。一方、我々は彼女の子供の父権やら、彼女の著名人という立場の象徴的な意味をどう後世に伝えるかなどについて考えていた。彼女の早死の事実をウイキペディアが整理するのを、我々はじっと息を殺して待っている。

彼女は、東テキサスのトレーラーにすむ貧乏人が、素晴らしい乳房をもった石油王の若妻に成り上がる技術的変身というアメリカ物語の典型だ。プレイボーイ誌ページの彼女のあらわな乳房が、我が国の偉大さをまたもや是認してくれている! 彼女はブラジャーの紐を引っ張りあげ、世の中の自分自身も引っ張り上げた。「風前のロウソク」のような命という彼女のイメージは、彼女は実際にアメリカ人の集団的な夢を生きたので、決して消え去ることはあるまいと想像する。偽の人生が、現実の物事とどうふれ合うかをみるのは、時として興味深い。

同じようなマスコミの行き過ぎた取材合戦こそないが、最近もう一人の大衆文化の女王が死亡したことが報道された。大半の人々は彼女の名前さえ知らない。現代の時代精神の象徴と言うより、マルクスが世界的資本主義の基盤だと論じた土台の一つだった。彼女はアメリカの特殊な社会組織の姿を可能にする具体的な物質的条件の欠くことのできない部分だった。彼女の名前はガワール、彼女はあらゆる油田の母親だ。彼女はかつて、サウジアラビア王国東部州の砂の下、長さ174マイル、幅12マイルにわたる甘美な軽い原油の正真正銘の海だったが、今や彼女も亡い。

ガワールはこれまで発見されたもののうちで、圧倒的な最大の油田だ。1948年に最初に採掘されてい以来、ガワールはおよそ600億バレルの石油を産出し、1948-2005間のサウジ産油の60-65%を占めていた。本当の各油田別の生産量はサウジ国家の秘密のままだが、ガワールは日産500万バレル以上、つまり地球の全日産量8400万バレルの6.5%を生産していると推定されている。

ガワールの死亡記事は既に書かかれてしまったのだが、サウジはこれまでのところ、関係当局が検死のために家に立ち入るのを防いできた。ガワールの死について、我々は受け売りの情報しか持ち合わせていない。こうした報告の中で、最も注目すべきは、投資銀行家マシュー・シモンズの本、Twilight in the desert: Coming Saudi Oil Shock and the World Economy(邦題「投資銀行家が見たサウジ石油の真実」日経BP社07・3月刊)だ。ここ数十年に渡ってサウジ-アラムコ自身の油田技術者たちが書いた、公表されている技術報告書を元に、シモンズは、サウジの衰退しつつある産油量の姿を描き出している。状況についての彼の報告は、実にすさまじい。「サウジアラビアの石油生産がピークに達すれば(それゆえ、以後は永久的に産油量が減少することが避けられない状態になれば)とりもなおさず、世界も、ピークに達したのと同じことだ」と彼は主張している。2006年の数値は、シモンズの2005年の予言を追認するものに思える。

データに基づく石油分析のウエブ、Oil Drum(ドラム缶)の著者達は、いくつかの調査会社の生産量データを評価して、サウジの生産は、2006年には2005年より8%と途方もない低下をしていると主張している。ハラドIIIメガ・プロジェクトによる増加が無ければ、減少は14%に近かったろう。サウジアラビアは、今や公式にピークに達しており、サウジの生産ペースの減少は加速する可能性が高いとしている。ガワールはサウジ産油の60%を占めていることを想起されたい。

この地質学上の予言に相関しているのが、このニュースがサウジアラビア王国の政治的未来に及ぼすとてつもない影響についての彼らの予言だ。その予言は建設的なものとはいえない。テロリスト攻撃や、その後に起きる斬首、その後に起きる反乱、その後に起きるさらなく斬首、その後は、地上軍の到来 - アメリカ軍だ。

ガワールは、ここしばらく延命措置を受けていた。注水(水攻法)や水平ブラシ・ドリル法といった高度な採取技術の広範な活用は、油田の老化と切迫した生産衰退の顕著な特徴だ。油田に対するブラシ・ドリル法というのは、チョコレート・シェークを入れた紙コップに対するストローのようなものだ。それによって、美味しい部分を、素早く、効率的に、すっかり吸い出すことが可能になる。不幸にして、ガワールだけが危機的な状況にある油田というわけではない。

死亡記事は続々殺到している。「世界第二の規模油田(ブルガン)のクウェート石油生産は「枯渇しており」ほぼ60年の採油の後、減少している」と言うのがクウェート国有石油会社の会長の言葉だ。L・A・タイムズはこう書いている。「メキシコ原油のおよそ60%を供給している世界で二番目に大きな石油コンビナート、キャンタレルの生産は、2006年は一日平均178万バレルだった。これは2005年から13%の低減だ」。その発見のおかげでイギリスが過去20年間、石油輸出国になれた、有名な北海の海盆と巨大なフォーティーズ油田は、いまや急激な生産量低下を経験しようとしている。既に2000年、中国唯一の超特大油田、大慶も三途の川を渡るところだと聞いていた。これらの油田が、甘美な軽い原油という形で母親の乳を与えてくれ、それによって、アメリカの大衆文化の中で、大切にされ神格化されている世界の資本主義制度が育てられたのだ。

アメリカ人は、誰でも大きな夢と枯れた油田のことを知っている。1930年代に発見された東テキサス油田が、第二次世界大戦の騒然たる状況の中で、アメリカを超大国にするのに必要なエネルギーを生み出し、第二次世界大戦後のアメリカン・ドリームを作り上げるおぜんだてをしてくれたのだ。戦線から戻ってきた兵士達に、自動車、職、郊外の家。こうした夢は、東テキサス石油が水よりも安いという事実が永遠の条件だという仮定から生まれていた。1971年、隣接する48の州が石油生産地域としての頂点を過ぎて、この夢は潰えた。

実のところ、古い油田は本当に死ぬわけではなく、次第に生産が徐々に衰えて行ったり、時には劇的に減少したりする。興味深いのは、いくつか話題のニュースが変わるうちに劇的に色あせるに違いない、単なる文化上の安物の一つに過ぎないアンナ・ニコル・スミスが、実際にヴィッキー・リン・ホーガンとして、1967年にテキサスのヒューストンで生まれた人物だということだ。この町はアメリカと世界の衰退しつつある石油産業の中核だ。有名人になる前の彼女は、夢と運命をともにした油田労働者達の町のストリッパー兼ウエイトレスだった。

アンナ・ニコルの美しい乳房が地中に埋葬される時、アメリカの共同幻想つまり、あらゆる形の顕示的消費が永遠に続くという信念が、無意識のうちに肯定され、不滅とされる。俗受けする女王の一人が亡くなっても、濡れ手で粟という夢、気晴らしのためのドライブや大食、永久に続く娯楽、金目当ての結婚による、個人的な富の蓄積という規範が実現可能な、郊外でののどかな未来といった夢は、よみがえり、さらに強化される。整形乳房が、アメリカ人の集団的意識を植民地化する偽論理を養育する。欺瞞的なマスコミがあおるアメリカの楽観主義は、またもや舞台裏の現実をカーテンで一時的に隠し、国旗の赤白青でうわべの静穏さを装うだろう。

「ガワールは死んだ」と叫んで、日中カンテラを点けて歩いても、大半のアメリカ人にとっては、その人物が「折り紙付きの阿呆」だという証明にしかならない。石油ピークは現実のものになったのだ! この発言すらもが、大衆に全くの無理解という表情を引き起こす! 石油ピークは、アンナ・ニコルの乳房の、冷たい無感覚な整形手術の驚異に具現化されたアメリカン・ドリームの死を意味する。いや整形手術の終わりも意味している!

経済成長や、それがもたらすすべての物の終わりを意味している。アメリカ人の集団的欺瞞生活も、それを育成する現実の資源が枯渇し、歴史の灰となった後は、そう長くは続けられまい。我々の生きる世界が、これまで人工的なネオンの輝きを与えてきた太古の太陽から断たれてしまったことを自覚するのもそう遠いことではあるまい。

マシューズ・S・ミラー博士(MMiller33@ucok.ed)はセントラル・オクラホマ大学、人文哲学部講師。

マシューズ・S・ミラー 著作権所有 2007

原文は下記:

http://www.informationclearinghouse.info/article17266.htm

追記:09/03/14に、アンナ・ニコル急死にまつわる以下の様な記事がある。

急死の米モデルの元恋人ら訴追 薬物過剰投与の容疑

また、SF本で、この主題を扱った大変に興味深い本がある。『シェル・ゲーム』だ。残念ながら翻訳は出ていない。下記はその書評記事翻訳。

『シェル・ゲーム』書評 キャロリン・ベーカー

2007年9月20日 (木)

商業マスコミ、マイアーに対するテーザー銃制圧を軽視

商業マスコミ、マイアーに対するテーザー銃(スタンガン)制圧を軽視

2007年9月19日

スカル・アンド・ボーンズのケリーに、不具合な質問をしたフロリダ大学の学生アンドリュー・マイアーが、警備員にテーザー銃(スタンガン)で制圧された出来事を受けて、エミール・シュタイナーは、CIAお気に入りの新聞ワシントン・ポストの記事で、「言論の自由は、ある限度までは良いことである」と忠告している。シュタイナーによると「問題は、一体その限度がどこなのか、また秩序維持という目的に対し、どう均衡をとるかなのだ。」あたかも、この論の筋道を通そうとするかのように、シュタイナーは次の段落で「バージニア工科大学射殺後メンタリティー」に触れ、射殺犯人のチョ・スン・フィに対しては、警官に「あるいは反対意見を表明する学生を殺害する可能性もある電気ショック銃の使用をする権限」を与えて均衡をとると語っている。最後に、多少ふざけた色合いをつけるためだろうと思うのだが、シュタイナーは、こう結論づけている。「時折のテーザー銃(スタンガン)による制圧は、それがなければ退屈なフォーラムを活気づけるだろう。そして、もしもスタンガンでは余りに残酷そうだというのであれば、将来のタウンホール集会では、一分間を超えるとバタンと開く跳ね上げ戸を用意して、延々と質問する連中を、パッドを詰めた、防音施設に落としこむようになるのかもしれない。」

ハッハッハ。だが私にはこれは笑い事とは思えない。

アンドリュー・ マイアーはケリーに質問をしており、確かに無愛想な内容だった。盗みとられた2004選挙についての質問なのだ。もちろん、マスコミがマイアーと警察を話題にする時には、それこそが学生の行動を起こさせているものであるのに、この件は、普通、置き去りにされるか、隠されてしまうのだ。ファシストのグループが選挙を盗み取ったことに対し、読者が怒り心頭に発しないのであれば申し上げるが、選挙を盗んだ連中は、ナチス同様、ファシズムの精髄だ。これで怒らずに、一体他に怒ることがあろうか?

シュタイナーは、「スカル・アンド・ボーンズに関する陰謀論」について触れているが、たとえ我々が無視しようとしても、我々は基本的には旧ソ連や「共産主義」中国と変わらぬ選挙が不正に行われる国に暮らしているのだ、という「事の本質」を巧みに避けている。マイアー君が明らかにこれを理解したことが、彼の行動の理由説明であり、しかもそれは正しい。何らかの理由で、同じ大学の学生たちの多くは、それを理解することができなかったか、理解するのがいやだったのか、マイアーがタックルされ、テーザー銃で攻撃されるのを、拱手傍観するか、更には喝采までした。これが、今我々が何に直面しているかを物語っている。この国では、何百万人もの愚かな消費者は、アメリカの未来、つまり自分たちの未来よりも、自分のiPhoneに入った最新メールの方に関心を持っているという深刻な問題だ。

有り難いことに、上記の写真が示すように、出来事そのものを、うんざりすることだと考え、進んで不快感を示した、少なくとも少数の若者がいる。とはいえ、「豚ども」という言葉を書いたプラカードを見つけ、学生たちの正当な憤慨に水をさす仕事はマスコミにまかせよう。

一方、大学の警備員の行動を考えると、問題となっている名詞は、豚がテーザー銃(スタンガン)を使いこなせるかどうか私は自分の目で確かめる必要があるが、適切なのかも知れない。いや、それどころか、偶蹄類の比喩、案外ぴったりなものかも知れない。

Kurt NimmoのAnother Day in the Empire 2007年9月19日記事

原文は以下に。

http://adereview.com/blog/?p=50#more-50

2007年9月16日 (日)

世論調査:より多数のアメリカ人が、イラク占領と大量虐殺を支持

世論調査:より多数のアメリカ人が、イラク占領と大量虐殺を支持

2007年9月14日

最近のウォール・ストリート・ジャーナル-NBCニューズの世論調査は、ブッシュには「戦費と軍の派兵数についての議論の重要な点で、まだ多少は駆け引きの余地がある」「可能性を示している」。それほどでなくとも、ウオー(戦争)・ストリート・ジャーナルが自慢してまわるには十分な数値だ。「在イラク総司令官、デビッド・ペトレイエスの議会証言の後で、ブッシュ大統領が、今晩国民に対して、テレビ放映される演説を準備する中、世論調査は、大統領の戦争対策支持の上昇と、派兵増強は役に立っており、勝利することは可能だと信じアメリカ人の比率の多少の増加を示している。」WSJが認めているように、巧妙に演出されたテレビは、多少控えめとは言え、期待通りの結果をもたらした。「ペトレイエス司令官と駐イラク・アメリカ大使ライアン・クロッカーの証言を期待する大々的なニュース報道の後、イラクに対する見方が多少良くなった。」

「戦争にはまだ勝ち目があるというアメリカ人の比率は、七月の32%から、37%へとじわじわと上昇した、一方、戦争には勝ち目がないという多数派は62%から56%に減った。派兵増強は戦場の状況改善に役立っているという割合は、七月の29%、四月の24%から、33%に増えた。」要するに、アメリカ人、少なくとも世論調査会社のピーター・ハートや、共和党の「同等組織」ニール・ニューハウスが調べた対象の人々の半数をやや超える人々は、現実を受け入れているが、一方、およそ40パーセントは、ブッシュの歪曲された世界で捏造された現実にはまりこんだままだ。もちろん、こうなるのは分かっていた。ブッシュの上級顧問が2002年に言った通り、アメリカは「今や帝国で、アメリカが行動する際には、アメリカ自身の現実を作り出す。ほかの連中がその現実を賢明に検討している間に、我々はまた演技をして、違う新たな真実を作り出し、ほかの連中はまたそれを検討することになる。物事はそうい形で解決するわけさ。我々は、歴史上の俳優で … 残りの皆全員が、我々がすることを、調べるしかないというわけだ。」当然、アメリカ人は何も学びはしない。それどころか、つまり増加は減少で、勝利のためには占領軍を「増派」できる、というネオコンの現実が、テレビという電子の炉から提示され、一人か二人の将軍は列を乱すが、およそ40パーセントの人々は、ウオー(戦争)・ストリート・ジャーナルや死の商人ジェネラル・エレクトリックが所有するNBCを信じ、全く服従して、テーブルホッケー・ゲームのチップのように、あっけなくひっくり変えるのだ。

「世論調査は、アメリカ人の戦争に対する思いは複雑であることを示している。ありうる結果について聞かれて、わずか24%が、イラクが安定したデモクラシーとなって初めて、アメリカ軍は撤退すべきだと答えている。しかし26%は、戦地の状況とは無関係に、軍は撤退を始めるべきだと答えている。37%の相対多数が、暴力の拡散を防止するために、多少の軍はこの地域に長期的に駐留すべきだと言う。」

「安定したデモクラシー」というものが、正確には何を意味するものであれ、イラクは決してそうはならない。イラクは違法かつ致命的に侵略され、イラクの民間インフラストラクチャーは、まさに計画通りに組織的に廃墟にされたままだ。およそ40パーセントの、テレビ視聴者、「相対多数」の従順な国民は、フォックス・ニューズやCNNによる絶えざる空想世界番組のおかげで、軍は果てしない外地勤務を繰り返して「この地域に長期的に駐留する」だろうと信じている。つまり、イラクが何を望もうと、さらにはアメリカ人が何を望もうと、無期限に。もちろん、アメリカの庶民が何を望もうと無関係で、映画トリームスケープの中で、哀れな犠牲者の心に侵入してから、トミー・レイ・グラットマンがやりたい放題をしたのと同じように、ネオコンは計画どおりにことを進めるのだ。ウオー(戦争)・ストリート・ジャーナルやNBC-GEという死の商人どもの世論調査が示しているように、ネオコンが捏造した現実はどうあれ、イラクというより、どこの地域における「戦地の現実」についての概念が、大半のアメリカ人には全く欠けているのだ。

調査を受けたアメリカ人のわずか34パーセントしか自由選択をしておらず、残りのおよそ半数は、ひどく危険なほど欺かれていて、民衆の支持を得たレジスタンスが何かを実現するだろうという可能性が衰えていないのに、占領の希望を抱き続けている。「わずか17%が、軍事上の前進がある限り、アメリカ軍はイラクに駐留すべきだとしている。だが46%は、もしもイラクが政治的な進歩を見せた場合、「今のままの方向を継続するべきかどうかについては未決定だ」クロッカー大使は、ほとんど進展がないことを認めている。34%程は、どのような状況下でも現行方針を続けるのは全く意味がないと主張している。WSJは続けて書いている。言い換えれば、アメリカ人のほぼ半数は、従順な男女米兵に対するいかなる攻撃にも身の覚えがない大衆に対する虐殺や悲惨の継続に対して「未決定」なのだ。

ウオー(戦争)・ストリート・ジャーナルやNBC-GEがひねり出した数値を信じるならば、来週か、来月か、ともあれあの決定者-司令官が、退任する前に行うイランに対する攻撃は、簡単な戦争とはならないだろうが、朝飯前の仕事だろう。アメリカ人は、少なくともアメリカ人の半数は、大量虐殺や悲惨さの継続にこそ既得権益がある大手マスコミが熱心に売り込みをかける、ネオコンが捏造した「新たな現実」に易々と騙されるのだから。

出典はKurt NimmoのAnother Day in the Empire

http://adereview.com/blog/?p=39#more-39

2007年9月 9日 (日)

イスラエルに繋がるSITE研究所、白髪染め愛用の故テロリストを誇大宣伝

2007年9月8日

「白髪染めのビン・ラデン」

イスラエルに繋がるSITE研究所、白髪染め愛用の故テロリストを誇大宣伝

アルカイダ、マスコミ、心理作戦

2004年と2007年のオサマの紛れもない違いを言い逃れしようとして、SITE研究所の所長リタ・カッツはこう語った。「アラブ人指導者たちの間では、よくある習慣で、ビン・ラディンの髭は、染められているようだ」。これが馬鹿馬鹿しい限りでないとしても、中東を専門とする元フランスの外交官で、今はパリに本拠を置くコンサルタント会社「テロリスク」を経営しているアン・ジュディセリはこうつけ加えている。最新のビデオで「ビン・ラディンは、世界への再登場を十分に意識して、健康そうに、若々しい黒に髭を染めたのは、それ自体、彼の実際の発言を遥かに超える勝利です」。メッセージの内容については、APはこう伝えている「反資本主義の辛辣な批判のごた混ぜで、熱烈なイスラム教の説教で、和解を目指すゆがんだ企てとでも、表現するのが最適だ。つまり、仲間になれ、さもないと、殺すぞ」もちろん、既に死んでいる天敵が、どのようにして何百万人もの異教徒たる我々を殺害するのかについては説明がなかった。

「[2001年12月のビデオ画像を]みれば、医者によっては、彼の身体全体の霜降り現象と表現する、灰色の髭の様子、肌の青白さ、非常にやつれた姿が分かります。この現象は、往々にして慢性疾患に結びつけられています。医者なら、これを見て、ある種の臨床徴候を認めるだろう。この種の霜降り現象を、人々はしばしば慢性腎不全と関連づける。確かに、腎臓透析を必要としている病人なら、そういう症状があろう。」と、早くも2003年に語ったCNNの医療担当記者、サンジェイ・グプタ医師の診断を考えると、これはたしかに勝利ではある。

もちろん、グプタがそう診断する頃には、CIAの手先、ビン・ラディンは、慢性腎不全患者として、オサマの支援者か、あるいはパキスタンの情報機関ISIがCIAのエア・アメリカという輸送機関を使って装置を運び込んだと信じない限り、腎臓透析装置もないアフガンの奥地では、楽に生きられず死亡し、埋葬されていた。

もちろん、最新のオサマ・ビデオは、特に2001年9月11日六周年が迫る今、オサマと「アルカイダ」を最大関心事にしておくための、脆弱で見え見えの企ての一つだと片付けることができる。とはいえ、この最新のでっちあげを広めている組織、SITE研究所は興味深いのだが、マスコミはその身元調査まではしてくれない。

「テロリスト・ネットワークに関する情報を、政府、マスコミおよび一般大衆に提供する501(c)(3) の非営利団体」と記述されているSITEの経歴は、いささか疑わしい。「挙げられている職員は二人の人物で、ウェブサイトはインターネットで公開されているデータの集積のようであり、その大半は時事ニュース記事だ」とSourceWatch wikiに書いてある。SITEの「テロリズム・ライブラリーは、おざなりに調べて見る限りでは、アメリカ国務省のグローバル・テロリズムのパターン - 2003年、付録Bからの、もろの寄せ集めに見える」

案の定、SITEはイスラエルの諜報組織に繋がっている。「SITE研究所所長、共同創立者はリタ・カッツ。イラク生まれで、父親はイスラエル人スパイとして裁判を受け、処刑され、その後、一家はイスラエルに移住した[移住は、情報源によって、脱出であったり、移民であったりする。] 彼女はテルアビブ大学の中東研究プログラムで学位を得ており、ヘブライ語とアラビア語が達者である。1997年アメリカに移住した。」カッツのパートナー、ジョシュ・デボンのほうは、さほど興味深い人物ではない。「デボンはSITE研究所の上級アナリスト兼共同創立者である。ペンシルバニア大学(英語)の文学士号と、BSウォートン・カレッジ(経済学)の理学士号を持っている。デボンは、現在ジョンズ・ホプキンス大学のポール・H・ニッツェ高等国際関係論大学院(SAIS)で学んでおり、中東に的を絞った国際関係学位を取得する予定である」つまりは中東に対するグローバリストの視点だ。この記事によると、SAISはCFRの隠れみのだ。「CFRのメンバー、ズビクニュー・ブレジンスキーは、SAISのロバート・E・オズグッド・アメリカ海外政策教授である。CFRのメンバー、ポール・ウォルフォウィッツ博士は、SAISの議長で、学部長である。」SAISもまた、アメリカン・エンタープライズ研究所と繋がっているようだ。あのネオコンたちが犯罪的な発想を得ている研究所と。

マーク・ペアレントがブログで書いているように、「モサドの手先、MEMRIが、「アル-CIAダ」録音とされるものの、いんちきな書き起こしで疑惑を招いたので、今度はSITEという名前の新たな翻訳グループが出現したというわけだ。SITEが、最新のビン・ラディンのビデオの字幕を担当したと表示がでる。どこか他の独立組織が、最新のビン・ラディンのビデオを翻訳したのだろうか、それとも、我々はSITEに頼るしかないのだろうか?」これは良い質問だが、フォックス・ニューズやらCNNの放送で、問われることは決してあるまい。「CNNが、ビン・ラディンの最新ビデオを放映する際に、誰が翻訳をしているか、一度もいわなかったことが、多くを物語っている。SITEの長、リタ・カッツの父親は、イスラエル人スパイであった為に処刑された、とかいった厄介な事実には触れたくなかったのだろう。あるいは、カッツがFBIから金を貰っていたとか…。それで言うなら、ビン・ラディンもだ。彼が前回、最後に登場したのは、共和党が2004年大統領選挙で助けを必要としていた時期だった…。イラクの戦争を継続し、次のイランに対する戦争を売り込む為に、共和党が助けを必要としている今、再登場したわけだ。これは一体、ビン・ラディンは、賢いのか、それとも?」

ビン・ラディンは、確かに、死人向けではある。

オサマは新たな課題を見つけたように見える。AP通信社によると、悪のヒーローとして「金曜日に公開されたビデオでは、新たな攻撃についての、あからさまな脅迫をしなかった。実際、彼は資本主義の悪と地球温暖化の危険の説教により熱心な様子で、サブプライム抵当の危機がアメリカ合州国を混乱させていることについてまで言及した。」

アドベンチャー・エコロジーの長で、サー・エベリン・ド・ロスチャイルドの息子で、「イギリスの投資家」と表現されているが、より正確には、世界中の言語に絶する苦難や苦悩の責を負う国際金融カルテル・メンバーの一員と表現すべきデビッド・メーヤー・ド・ロスチャイルド同様に、「地球温暖化の危険」を警告することからして、オサマは、グローバリストのシナリオ通りに動いているように見える。だが2001年9月11日以前、当時ブッシュ一族は、ビン・ラディン一家と商売をしていたが、マスコミは決して触れない事実だ。ブッシュ家は、その巨万の富を、ナチスと取引することによって得たという明白な事実に、決して触れないのと同じだ。

英語原文Another Day in the Empire記事は以下に

http://adereview.com/blog/?p=32#more-32

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