ウォルフォウィッツ、世界的高利貸しの職を辞任
2007年4月30日、月曜日 7:28 pm
スティーヴン・C・クレメンツによると、戦犯ポール・ウォルフォウィッツは、「自分と愛人のシャハ・リザの立場をめぐる厄介な状況への共犯関係」があることを、世界銀行という名の世界一流の高利貸し事業にも「多少は認めてほしい」と願っているばかりではないという。どうやらウォルフォウィッツは「業績と任期に対する、かなりのボーナスの受給資格」が得られる六月一日まではこれを無視して頑張るようだ。ある推定では、その額はおよそ40万ドルだという。ウォルフォウィッツは、自分のことを軽蔑するようになった組織にお別れを告げる前に、そうした給付が自分の銀行口座にきちんと振り込まれることを願っているのだ。
無数の人々を餓死させ、更に何百万人もの人々を残酷、無慈悲な貧困で苦しめている犯罪組織が、ウォルフォウィッツなる精神病質者の器量は下劣であるという結論に達したということには、多少の意味はある。採用した時の基準を疑わざるをえないのだが。
ウォルフォウィッツは、もろろん、即座に逮捕されるべきで、自分の愛人を、楽な仕事にしっかりとつけてやるなどという趣味の悪い役をする任ではない。いや、ウォルフォウィッツは、イラク侵略を企み、百万人あるいはそれ以上のイラク人を虐殺したかどで逮捕されるべきなのだ。彼は同僚からなる陪審員によって裁かれるべきだ。ネオコン、イスラエル第一主義者や、高利貸しどもからなる陪審員ではなく。そして絞首台にすすまされるべきだ。できることなら、サダム・フセインが最期をとげたと同じ絞首台に。
もちろん、チェニーとブッシュが彼に先んずるべきで、リビーやフェイス、エリオット・エイブラムズ、リチャード・パール、ウイリアム・クリストル、ロバート・ケイガン、ウイリアム・ベネット、ピーター・ロドマン他を含む、ウォルフォウィッツのネオコンご同輩、反逆者どもが、彼に続くべきだ。
だが、そこで止める必要があるだろうか? 外交問題評議会のメンバー全員、ロックフェラー一族や、無数のごますり連中、アメリカン・エンタープライズ研究所や「アメリカ新世紀プロジェクト」(PNAC)の全員、彼らにつるんでいる同僚全員を逮捕しよう。連中の大半は下品な詐欺師や精神病質者だ。こうした「シンク・タンク」など焼き尽くし、焼け跡にどっさり塩をまき、黒こげになった残骸にぺんぺん草の一本たりとも生えないようにするのが良いのかもしれない。
もちろんこれは私の高望みだろう。
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