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2007年5月

2007年5月 5日 (土)

陸軍により禁止: ジョーン・バエズ、ウォルター・リードで傷病兵のために歌えず

陸軍により禁止: フォーク歌手ジョーン・バエズは、ウォルター・リード陸軍医療センターで傷病兵のためには歌えない

伝説的なフォーク歌手で反戦活動家であるジョーン・バエズは、ウォルター・リード陸軍医療センターにおける、傷病兵のためのコンサートで歌う許可を取り消された。

水曜日に刊行されたワシントン・ポストへの手紙で、バエズは、ロック歌手ジョン・メレンキャンプに、先週金曜日、共演するよう依頼され、それを受けたのだと語っている。だが、後になって陸軍は、彼女が参加するのを拒否した。メレンキャンプは、理由を尋ねたところ、貰った回答は「バエズはうちに合わない。」というものだったとRollingStone.comに語っている。

月曜日にRollingStone.comで公開された電子メールの声明で、ウォルター・リードのスポークスマン、スティーブ・サンダーソンは、同医療センターは、コンサートの二日前にバエズからの出演依頼を受け取ったと語っている。彼は言う。「この追加依頼は契約にはなく、変更が必要だったろう。」

我々はパロ・アルトの自宅にいるジョーン・バエズに電話をした。バエズは何があったか説明してくれた。

上記は、デモクラシー・ナウ! 2007/5/4英文記事の冒頭。原文は下記。

http://www.democracynow.org/article.pl?sid=07/05/04/1419207

日本語版デモクラシー・ナウ!

2007年5月 4日 (金)

窮状、病気、死: 任務は完遂された

窮状、病気、死: 任務は完遂された

2007年5月3日、木曜日8:31 pm

商業マスコミが思い出させてくれるとおり、アメリカは、ブッシュの「任務は完遂された」宣言、から四周年を迎え、独りよがりの民主党にとって、言ったとおりの任務は完遂されていない、という事実を争点にする機会となっている。

小生は、例によって、天の邪鬼でありたい。

実際、ブッシュとネオコンたちは、立派に任務をなし遂げたのだ。ブッシュが、ロッキード社のS-3バイキング戦闘機のパイロットのまねをする好機を中学生のように享受しながら、2003年5月1日、アメリカの原子力空母アブラハム・リンカーン船上でおぞましい勝利演説を行って、最初に宣伝したように、というわけではないにせよ。偶然ながら、これは確かだと思うのだが、この日はイルミナティの創立記念日でもある。

そこで、ブッシュと仲間は一体何をなし遂げたのだろう?

「貧困はイラク中にはびこっており、国民の半数以上が生存のための基本手段が欠けていると、政府の調査にある」とカマル・アル-バスリは書いている。

    中央統計局による調査では、イラク人の43パーセントが「絶対的貧困」に苦しみ、さらに11パーセントのイラク人は「赤貧」のうちに暮らしているという。

    いずれの用語も、援助団体が世界の貧困を定量化するために使う尺度であり、法定貧困レベル以下の人々のことを表すものだ。

    絶対的貧困にある人は、必要な食料、衣料、あるいは生存のための住まいが欠如しており、43パーセントのイラク人がいまやこのカテゴリーにあたる、と調査は言う。

    赤貧にある人は最低所得に至らないか、あるいは基本的必需品を買うに足りない消費水準にあり、イラク人の11パーセントがこのカテゴリーにあたると調査はいう。

    この調査は、イラク家族の全国的調査の結果であり、強制退去あるいは、外国への逃亡を余儀なくされた何百万人ものイラク人も対象にしている。

    統計局が過去四年間の間に行ったものの中でも、この調査は最大かつ最も包括的だ。何百人もの研究者とイラク国内の役所で働いている公務員が関わっている。

ワンワールド主義者の父親ブッシュがイラクを侵略する前に、国連はこう書いていた。「医療提供に関する進歩は注目に値する。主要な病院建設計画によって、イラクには第一級の医療施設があった。大都市も、地方も、一連の病院によって…。イラク憲法には、健康は全ての国民の権利であると書かれている。イラク保健政策は、全国民の健康という目標と一致しており、幼児と母親の医療を特に強調していた。サービスの均等配分と、共同体の参加にも配慮が払われていた。」

「イラクの医療制度は、1970年代、1980年代には最も進んだものの一つでした」フォックス・スクール、医療管理学の準教授、ウイリアム・アーロンソンは、デイリー・スターのスニータ・カウル記者に語っている。「しかし、現在の戦争が、1990年に国連が課した経済制裁、1991年の湾岸戦争とあいまって、それに続く無法と略奪の時期のおかげで、医療制度は完全な壊滅状態です。医療制度は、ほぼ50年後戻りしてしまいました。」まさに計画どおりに。「最近の戦争のさなか、そして直後、12パーセントほどの病院は一部を破壊され、7パーセントは略奪された。家族計画サービスを提供していた30パーセント以上の施設は破壊された。イラクにおけるバグダッドとバスラの二大公的医療研究所は破壊された。」

もちろん、本当の任務は、イラクと、実際、アラブとイスラム教の中東の大半の過去を清算することだ、もしもそれに数百万人の殺戮が必要なのであれば、そうしようではないか、退職を促される前にドナルド・ラムズフェルドが言ったように、デモクラシーはいうのは厄介なもので、くだらないことがおきるのだ。

チフス、赤痢、肝炎、コレラ、ポリオ、貧困、そして飢餓といったくだらないことが。

http://kurtnimmo.com/?p=854

2007年5月 1日 (火)

ウォルフォウィッツ、世界的高利貸しの職を辞任

2007年4月30日、月曜日 7:28 pm

スティーヴン・C・クレメンツによると、戦犯ポール・ウォルフォウィッツは、「自分と愛人のシャハ・リザの立場をめぐる厄介な状況への共犯関係」があることを、世界銀行という名の世界一流の高利貸し事業にも「多少は認めてほしい」と願っているばかりではないという。どうやらウォルフォウィッツは「業績と任期に対する、かなりのボーナスの受給資格」が得られる六月一日まではこれを無視して頑張るようだ。ある推定では、その額はおよそ40万ドルだという。ウォルフォウィッツは、自分のことを軽蔑するようになった組織にお別れを告げる前に、そうした給付が自分の銀行口座にきちんと振り込まれることを願っているのだ。

無数の人々を餓死させ、更に何百万人もの人々を残酷、無慈悲な貧困で苦しめている犯罪組織が、ウォルフォウィッツなる精神病質者の器量は下劣であるという結論に達したということには、多少の意味はある。採用した時の基準を疑わざるをえないのだが。

ウォルフォウィッツは、もろろん、即座に逮捕されるべきで、自分の愛人を、楽な仕事にしっかりとつけてやるなどという趣味の悪い役をする任ではない。いや、ウォルフォウィッツは、イラク侵略を企み、百万人あるいはそれ以上のイラク人を虐殺したかどで逮捕されるべきなのだ。彼は同僚からなる陪審員によって裁かれるべきだ。ネオコン、イスラエル第一主義者や、高利貸しどもからなる陪審員ではなく。そして絞首台にすすまされるべきだ。できることなら、サダム・フセインが最期をとげたと同じ絞首台に。

もちろん、チェニーとブッシュが彼に先んずるべきで、リビーやフェイス、エリオット・エイブラムズ、リチャード・パール、ウイリアム・クリストル、ロバート・ケイガン、ウイリアム・ベネット、ピーター・ロドマン他を含む、ウォルフォウィッツのネオコンご同輩、反逆者どもが、彼に続くべきだ。

だが、そこで止める必要があるだろうか? 外交問題評議会のメンバー全員、ロックフェラー一族や、無数のごますり連中、アメリカン・エンタープライズ研究所や「アメリカ新世紀プロジェクト」(PNAC)の全員、彼らにつるんでいる同僚全員を逮捕しよう。連中の大半は下品な詐欺師や精神病質者だ。こうした「シンク・タンク」など焼き尽くし、焼け跡にどっさり塩をまき、黒こげになった残骸にぺんぺん草の一本たりとも生えないようにするのが良いのかもしれない。

もちろんこれは私の高望みだろう。

http://kurtnimmo.com/?p=853

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